モンジュニは2013年から尾山台小学校で活動しているアスレチック運動クラブです。
現代の子供達は平均的に親世代に比べて圧倒的に身体を使う要素が少なくなりました。外で遊ぶ機会自体が減ったのは誰しも痛感していることかと思います。
都市部では特に、学校や公園の遊具も低く楽しみの少ないものに変わりつつあり、自由に身体を動かせる場所もその機会も圧倒的に少なくなってきています。
そのような様々な要因もあり、子供の体力は大体1980年年代終盤あたりからずっと低下し続けていると言います。
運動不足や体力不足は将来的な健康寿命や医療費問題にまで関わってくる要素だけに、上記動画のように文科省でも長年警笛を鳴らし続けてきています。
体力低下は令和になってから言われたような話ではありません。
運動不足対策に関しては、子供達の場合はご家庭によっては運動系の習いごとをやることでも対応できるでしょう。
また公園などで子供たち同士で自由に遊ぶことでも色々なことができるでしょう。
ですが、現代の低リスクを求める社会環境で、子供達が時には怪我をしつつも様々な身体を操る経験までは難しそうです。
これが女子となれば平均的に男子より機会が少なくなりがちです。都市部ともなれば進学指向の高い地域では座学時間も長くなりがちで、外遊び時間はさらに大幅減少します。
理屈で考えても、成長期の神経が最も発達する期間中に身体を様々な方法で使った経験により伸ばした神経成長による影響は一生残ることは明らかですから、それらをやらないことでどれだけの成長機会を逃しているか想像することは容易いです。
そんな理由から、モンジュニでは子供達に多種多様な運動要素の経験を大量に積ませることにより運動スキルの発達を促進し、身体的、知的、情緒的な発達を総合的に刺激する活動を行っています。
“多種多様な運動要素” は子供たちの健全な成長に重要な役割を果たし、運動神経の発達は特に幼少期に大きく影響されます。
この時期を「ゴールデンエイジ」と呼ばれることもあります。
幼少期の運動神経の発達は、将来の運動能力や運動技能の基盤を築く重要な時期であり、運動神経発達を促進する環境が整っていることが望ましいとされていますが、上述した通り現在の日本とくに都市部ではそのような環境は失われていく一方です。
我々は幼少期の子供たちに必要なプログラムを提供し、世界中の研究結果を参考にしたり成功した有名プロスポーツ選手のアドバイスも受け、より多くの情報や技術・発想を取り入れつつ、運動神経の発達と身体を動かすことに対するポジティブなイメージを引き出し、子供たちの運動神経発達をサポートすることを目指しています。
そうして子供たちにとっての成長チャンスをサポートするだけでなく活動を通して自信を持って楽しみながら運動に挑戦できる環境を提供できるように努力しています。
これまでの活動の中で明らかなことは
「子供達の運動神経や身体を動かすことへの自信は、身体を様々な種類のシチュエーションの中で動かした経験の蓄積量に比例して伸びていく」というものです。
ですから活動中は既存設備を存分に利用しながら、多くの所有器具を組み合わせて様々な動作の運動ができるようにしています。
スリルある障害物や、難しかったり大変だったりする内容の運動要素が沢山あり、心理的にも乗り越えなければならないものなど、多種多様なものを設置してあります。
そこにコーチ達や参加された親御さん達などのサポートが加わることで、子供達には楽しい気持ちと安心感をもって色々挑戦できることで効率良く経験の蓄積が進みます。
現状では通常クラスは基本的に月２回の開催です。
他にもスペシャルクラスを開催したり、またアドバンストコースのような特に難易度を上げたクラスなど予定しています。
月2回ですが最も重要なことは経験記憶の蓄積です。
ですから継続的に参加することにより運動の得意不得意は関係なく大きな効果があります。
最後にまとめとして、
モンジュニの活動とは、日常で行うには難しいような複合的かつ多彩な運動を組み合わせ、子供にとって有益な総合的に身体を動かす経験と記憶を積み重ねさせ、運動に対するイメージそのものを向上させつつ、同時に運動神経も伸ばして子供の健康寿命そのものにまで働きかけていくことを目標としている活動。
とご理解下さい。
実際の活動内容は、それぞれインスタグラムやYoutube動画、LINE公式などの写真や動画をご覧になって確認して下さい。
